タブレットやスマホを使った学習や勉強方法は目が悪くなるのか?

タブレットやスマートフォンを使った学習や勉強方法は目が悪くなるかをまとめてみた

最近、急速に普及しているタブレットやスマートフォンを使ったオンライン学習サービス。

IT技術を利用する事で、学習者の課題や苦手科目を明確に出来るからこそ成績が上がると評判ですが 機器を利用した学習は目が悪くなるのでは…と不安に思う保護者の方も多いのではないでしょうか?

今回はそんなタブレットやスマートフォンを使った学習が目に悪影響を及ぼすのかを調査してみました!

目次

視力の悪い児童は年々増加傾向にある

実は、視力の悪い児童は年々増加傾向にあるのはご存知ですか?

幼稚園から高校生にいたるまでの、各種身体的測定結果、病症の状況などを毎年定期的に記録・公開している文部科学省の「学校保健統計調査」にはその傾向が明確に分かる調査結果が 記載されていました。

本記事では文部化科学省の学校保健統計調査のデータに倣い、視力1.0以下の児童についてその傾向を紹介します。

裸眼視力1.0未満の児童は右肩上がりに

裸眼視力とは「メガネやコンタクトレンズを使用しない」状態での視力の事。

文部科学省がまとめたデータではそれぞれ、幼稚園・小学校・中学校・高等学校における視力が1.0未満の割合について 昭和54年から直近では平成28年(昨年)までのデータが記載されています。

その中でも平成28年度が最も高い割合で視力1.0以下の児童が多いのが分かるかと思います。

注目すべきは「裸眼視力0.3%」の割合です。高等学校に上がれば上がるほどその割合が高くなっているのが分かりますね。これは一度視力の低下が発生するとそれに歯止めが掛かりますます悪くなってしまう事が背景にあるようです。

昔に比べて中・高等学校生の視力が低下

グラフにするとより明確に状況を把握する事が出来ます。

こちらの画像も文部化科学省の学校保健統計調査のデータを引用しているのですが、幼稚園児は全体として増加傾向にあるものの、そこまで大きく増加はしていません。

昔に比べて視力1.0未満の児童が増えているのは中学生や高校生の線グラフである事はグラフからもすぐに分かると思います。

目(視力)が悪くなる原因について

昔に比べて視力が悪くなる児童が増えている事実を踏まえた上で、今度はその要因(原因)について考えてみます。

そもそも目(資料)が悪くなる・低下する要因を前もって把握しておけば、お子様の視力低下をある一定は防げますよね!

ちなみにこの記事を執筆している私の視力は両目ともに裸眼で2.0!この記事を執筆しながら最終的に自分の視力がなんでこんなに良いのか理解できました。

目が悪くなる原因①「先天的な遺伝子の原因」

視力が悪くなる要因として遺伝子が原因になる事も

親の遺伝を受け継ぐのが子供となれば、視力もその例外とはならないそうです。

最近の研究では両親から近視を受け継ぐ確率は非常に高いという報告もあり、幼稚園児から視力が悪いという場合はこちらの「先天的な遺伝子」が原因である可能性もあります。

目が悪くなる原因②「環境による後天的な原因」

視力が悪くなる要因は環境ももちろん存在します

実は最も視力低下を招いてしまいがちなのが「暗い中で目を凝視するような」場面が多くあるケース。

目が悪いというのは近視になってしまう事ですので、暗い中で本を読んでしまうと目に近づけないと読めないので そのまま目が近視に近づいてしまうんですね。

これが環境が視力低下を招くという事に繋がります。

テレビゲーム・パソコンが視力を落とすのは都市伝説?

「小さい時からタブレットやスマートフォンを使う、ゲームを行う事は視力の低下を招く要因」という認識は少し行き過ぎた見解に過ぎず、視力を低下させないよう気を付けるべき事は「長い時間、同じ距離で特定の者を見続ける事」であるという見方もあるようです。

近距離の作業が長期間続くことで、目がその状況に適応して近視が進行することがあります。

 【引用元】眼科専門医が教える。ビジネスパーソンに多い疲れ目の原因とは!?

タブレットやスマートフォンを使うから視力が悪くなるのではなく、長時間使い続けるの事を避けるべきなんです。

私自身、小さい頃からファミコンなどゲームをやっていましたが視力が非常に悪いという事はありません。また、パソコンも毎日使いますが視力が悪いという訳でもありません。

視力の低下を防ぐ対策方法

同じ距離で長い時間閲覧するのはNG

タブレットだろうがテレビだろうが同じ距離で長時間見るのは避ける

目が悪くなる(視力の低下)原因はいくつかありますが、その中でも簡単に避けれるのが「長時間、同じ距離で閲覧する」習慣です。

これは、目のピントを合わせる筋力を低下させてしまう為に避けるべきと言われています。

近いものや遠いものに対して視力のピントを合わせる為に、目の筋力は伸びたり縮んだりしています。

それが長時間伸び続けると糸が伸びてしまうように縮むちからが弱くなってしまう、これが視力が低下する要因の1つです。

適度な時間で休憩するのが視力低下の回避に

同じものを見続けるのを回避するためにも適度な時間で休憩するのが◎

目が悪くなる(視力が低下)する要因が、ピントを合わせる筋力の低下という事が分かれば、その回避方法は簡単です!

つまり、長時間同じ距離で同じものを見る事(凝視する事を)避ければいいのです。

よく「ゲームは30分まで」とか注意されていたのもこれが理由だったのかも?

同じ画面を同じ距離で見続けるのを回避する。これが視力低下を防ぐ1つになります。

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