学校の勉強や受験勉強に対して本腰を入れる際に、頭をよぎるのが学習塾や予備校の存在です。
学費が非常に高いのが痛いですが、良く聞く合格実績を見るとついつい入学手続きを検討してしまうのは私だけではないはずです。
ただ、学習塾・予備校に子供を入学させる本当の目的をみなさん忘れていませんか?
合格実績だけで学習塾や予備校を選んでしまうと、今後大変な事になってしまいます。
今回は、子供にあった学習塾(予備校)選びについてのポイントをご紹介します。
実は学習塾や予備校なしで高校受験をする割合が4割
隣の芝は気になるもの。
皆さん、中学生がどれくらい学習塾に通われているかご存知ですか?私も小学生の娘を持つ親として非常に気になっています(笑)。
そこで調べたところ、様々な教育サービスを行っているベネッセの調査(2015年版)結果が見つかりましたのでご紹介します。
学校以外での学習活動は、小学校、中学校、高等学校と学校段階によって大きな変化がみられる。小学生では、「学習塾や予備校」がやや多いものの「通信教育」「英会話などの語学教室」「計算や書きとりなどのプリント教材教室」などの利用がいずれも1~2割となっている。中学生になると、「学習塾や予備校」の利用が急増(中1生36.0%、中2生44.9%、中3生59.4%)し、中学生の約半数が通塾していることがわかる。
【引用】「第1回子ども生活実態基本調査報告書」Benesse 教育研究開発センター(2005)
ん…ちょっと想像していたより少ないと私は感じましたが、みなさんはいかがでしょうか。
中学生で約6割という事は、残り4割は塾に通わずに受験勉強をされている事になりますよね。
学習塾・予備校に通う際の落とし穴
塾に通えば、第一志望の高校に合格できるとお考えではないでしょうか?
また、今検討されている塾を選ぶ際に実績を見て選ばれていませんか?その実績を作っている講師の方の下で授業を受けられますか?
大手の超有名学習塾・予備校でさえ、カリスマ講師から受講できるのは入塾テストで良好な成績を収めた一部の生徒だけです。
何故、そんな仕組みになっているのでしょうか?
答えは簡単、学習塾・予備校だって実績を残したいから。
皆さんもよく目にする「●●●大学に何人合格!」といった実績です。
しかも、宣伝する実績が右肩下がりになってしまったら大変です(笑)。
だから、より難関高校に合格する一部の生徒がカリスマ講師の下で授業が受けられる仕組みになっているのです。
一部の個別対応形式を除けば「一方通行」
当たり前ですが、学習塾・予備校に通うということは「通う学習塾・予備校のレベルに合わせる」という事です。
学習レベルは合わせてくれず、通学されるお子様が「合わせる」のが普通です。
つまり、「一方通行」のような形式で受験勉強が進められます。
これは、必死に学習レベルに追い付くという効果も生み出しますが果たして通うお子様が全員そうなれるでしょうか。
最悪、レベルに付いていけないので通ってもつまらない、勉強したくない、ただ通うだけでまったく効果がないという事も少なからずあるという事を考慮しなければなりません。
もちろん、学費も高い!
高いですよ、塾の学費(泣)。
私の娘はまだ小学生ですが、中学生のお子様を持つ友人の話を聞くと恐ろしくて耳を塞ぎたくなります…
それぞれの学習塾・予備校にて異なりますが、「入会金」+「講座別の料金」に合わせて「夏期・冬季講習」が別に掛かります。
一般的にどれくらい違うのかという詳細については、以前に紹介した記事を参考にしてください。
オンライン予備校・インターネット塾はご存じですか?
「インターネット+予備校」という考えからすると、今までの予備校におけるシステムをインターネットを介してサービスを受けるといったふわっとした想像は皆さん出来ると思いますが、実際はサービス本格開始から2年で100万人を突破する大きなサービスとして急成長しています。
「教育格差をなくし、すべての人に学ぶ自由を提供するために」といった理念から始まり、今では一流の講師しか在籍せず、しかもその一流講師の授業を「だれでも」・「好きなだけ」・「自分のペース」で受ける事が出来る画期的な内容となっています。
リクルートが運営するスタディサプリは、今や受験生の2人に1人が利用している最もメジャーな学習アプリです。
また満足度も非常に高く、アンケート調査にてテストの点数が上がったと回答した利用者は80%、学校の成績が上がったと回答した利用者は76%となっています。
「自分のペース」「自分のレベル」で学習できる
多くの人数が居るなかで、講師が「今説明した所が分からなかった人いますか?」と言ったとしてもなかなか手は挙げずらいもの。
オンライン予備校では、巻き戻して再生すれば良いので誰かに遠慮する必要はまったくありません。
また、本当に子どもが苦手な部分を教えてくれて、設定さえすれば苦手箇所を重点的に勉強する事もデジタルの強みです。
塾は応用問題が多く、ドンドン進んでしまうので、基礎固めは自分でやるしかありません。サプリは、基礎と応用を分野ごとに細かく学べるので助かっています。先生たちの授業もメリハリがあって頭に入ってきます。覚えるべきポイントは強調したり、英単語の覚え方のコツを伝授してくれたりと、まさにプロの授業!です。
【引用】スタディサプリ体験談「本当に子供のニガテを克服し、成績は上がるのか?」
一流の講師が教えてくれる
スタディサプリの凄いところは、一流予備校・塾での豊富な指導実績がある講師しか居ないという点です。
この講師の授業にはスタディサプリ利用者の93%が納得しているといった事実もそのレベルの高さを裏付けていると思います。
学習塾・予備校選びでもっとも重要なのは「勉強に対して苦手意識を持たない」といった点に尽きるのではないでしょうか。
それぞれの教科を勉強して「面白い!」と感じさせる事が出来る講師が、スタディサプリにはたくさんいますよ!
月謝も安い
学習塾・予備校とは異なり、年会費&初回登録料が0円!月額2,178円なので学習塾・予備校と平行して利用しているユーザーも多いスタディサプリですが 「どうしてそんな安いの?」「低料金=低内容なんじゃないの?」と思われるかもしれません。
そこには、リクルートが現代の「教育格差」という深い闇に本気で解決しようとする熱い想いがあるからです。
まとめ
学習塾(予備校)選びを実績から判断するのも1つの方法ではありますが 本当に重要なのは子供が自分のペース・レベルで勉強を出来るかどうか、またそこに勉強の面白さを見出せるかが重要ではないでしょうか。
高校受験が終わった後も、お子様によっては大学受験も受けられるケースがあると思います。 そこで勉強に対して苦手意識を持つかどうかでまた結果は異なってきます。
まずは基礎固めをしつつ、勉強というものに対しても面白さを体験させてあげる事が子供に合った学習塾(予備校)選びに繋がると思います。