小学生の算数に対する苦手意識(つまずき)を克服する方法は…遡り学習で!

小学生の算数に対する苦手意識(つまずき)を克服する方法【遡り学習】のススメ

小学生のお子様が算数について苦手意識、またはつまずきを感じていて悩んでいる保護者の方は思ったより多いようです。

もちろん、私自身もその保護者の中の1人。どうすれば子供の算数に対する苦手意識(つまずき)を克服する事が出来るのか。

悩んだ挙句に解決した方法が遡り学習でした!今回はその方法を詳しくお伝えします。

国語や英語より、算数の苦手意識をほっておくと危険な理由についても紹介します。

目次

小学生の算数に対する苦手意識(つまずき)は多い

まず最初に(私もそうでしたが)お子様が算数に対して苦手意識(つまずき)を感じていても焦らない事が重要です。

その理由は、算数は苦手意識やつまずきを最も感じやすい教科の1つであるからです。

6年連続で好きな教科・嫌いな教科共に「算数」が1位となった。良くも悪くも、小学生に“注目”されている教科といえる。好きな教科は、1位「算数」(23.8%)、2位「国語」「図工」(同率13.7%)、4位「体育」(12.3%)の順であり、1位と2位の差は10.1ポイントと大きい。嫌いな教科は、1位「算数」(24.2%)、2位「国語」(21.5%)、3位「体育」(6.8%)、4位「理科」(3.8%)となった。 

引用元:学研版『小学生白書』2018年9月調査の結果

最も好きな教科でもあり、嫌いな教科でもある「算数」。実はここに算数の苦手意識(つまずき)を解決するヒントが隠されています。

算数が嫌いになる背景とは?

算数が嫌いになる背景はご存知ですか?それは問題が解けない(回答が分からない)といったシンプルな事が多いようです。

問題が解けない⇒つまらない(わからない)⇒苦手意識(つまずき)を感じる…といった流れは何となく理解出来ますよね。

問題が解ければ気持ちいい!という事で、好きな教科の1位にもなる算数。そうなると好きになるにはどうすれば良いのか?も答えが分かりますよね!

また、算数は1度つまずくとその後も苦手意識が続く理由でもお伝えしますが、算数の苦手意識やつまずきが尾を引くと問題解決が長引く恐れもあるので注意が必要です。

「算数が好きになるきっかけ」は成功体験が◎

そうです。算数が好きになるきっかけは問題をスラスラと解ける快感を1度体験させる成功体験が最も効果的です。

何ごともそうですよね!自分が得意な事は好きな事というのも理解できると思います。 

ゲームのように「やればやるほど面白い」という仕組みさせ作ってあげれば、算数が一気に好きな科目になってくれる可能性が高いという事になります。

算数は1度つまずくとその後も苦手意識が続く理由とは?

算数に対して苦手意識を持つ児童は多くみられますが、その理由は何故でしょうか?

そこには算数という教科の特徴も影響している事をきちんと理解する必要があります。

小学校の算数の授業では、主に四則計算のルールや図形の面積を求める公式など基本的な知識を学習します。

そして、学年があがるにつれて基本的な知識を理解出来るものという前提の上で応用的な知識を学習していくのです。

つまり基本的な知識がなければ問題を解く事が出来なくなるのが算数の特徴です。

これが「算数が好きな子供と嫌いな子供が極端に分かれる」理由の1つです。

基本的な知識が身につかなければ、いくらその後の学習を学んでも問題を解く事が出来なくなるのが苦手意識を強くする原因かもしれません。

算数の苦手意識がなくなれば、子供の可能性も広がる

算数(その後数学)への苦手意識がなくなるという事は、成績が上がるといった短期的な成果だけでなく将来の可能性にも影響します。

大学の学部選択にも直結する文系・理系。計算などの知識が問われる理系は平均年収に約100万円もの差が発生するといわれています。

2009年に行われた大卒者の平均年収調査によると、理系学部出身者の平均年収は638万円、これに対し文系学部出身者は551万円。 理系と文系の間に約100万の差が生じています。 これには理系出身者が文系出身者に比べ、より専門性の高い知識や技術を必要とする仕事についていることが多く「手に職」を持っているとされるため、給料が高めに支払われていることが考えられます。 中でも数学や化学などのハイレベルな知識が必要な分野では、理系出身者でなければ就職は難しいでしょう。 

引用元:文系VS理系 年収が多いのはどっち?

子供の希望もあるので「必ず理系に!」という事はありませんが、選択肢は1つでも多い方が良いに決まっていますよね!

その選択肢を広げる事ができる教科の1つが算数(数学)でもあるのです。

私立文系大学でも「数学必須」化が始まっている

今までは算数(数学)が苦手でも、大学受験時には算数(数学)の科目受験を受けずに、定番受験科目「国語」「英語」「地理歴史」で受験する事が可能でしたが、人気私立大学の1つ早稲田大学では2021年1月から「数学」が必須化されることに大きな話題を呼んでいます。

今までは、算数(数学)が苦手でも受験時には他の得意科目などによって避ける事が出来ていましたが、今後は算数(数学)が受験必須科目として取り入れられる可能性が強くなってきました。

つまり、苦手科目として残しておく事のリスクが高まったといえます。

現時点では、私立大学では早稲田大学のみが必須化としていますが、今後は他大学も追随する可能性もあり今後の動向が注目されています。

算数の苦手意識(つまずき)を解決する方法は遡り学習が効果的

算数を取り巻く状況が変化しつつある中で、苦手意識やつまずきを解決するにはどのようにすれば良いのでしょうか?

それには、先ほどお伝えした成功体験を実現する遡り学習が効果的です。

ここではスタディサプリと呼ばれる学習サービスの内容を紹介します。

過去の学年における学習を遡って出来る

スタディサプリは料金はそのままで過去の学年における学習が出来るサービスを提供しています。

過去の学習内容まで遡って学習する事のメリットは、あの一時期有名になった「ビリギャル」こと小林さやかさんも、小学生の内容まで遡って学習され成果を出した事で実証済みですよね?

つまり、小学生6年生であれば小学生3年生~5年生の内容を、振り返って学習する事が出来るんです。

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