スマイルゼミってどうなの?実際に使った感想を体験記事にしてみた

スマイルゼミってどうなの?実際に使った感想をデメリットを含め体験記事にしてみた

もうすぐ夏休み。子どもたちは、色々とたのしい計画を練っていることでしょう。

我が家の小学生トリオ(長男6年・娘4年・次男2年)も、海だのプールだの、勝手にカレンダーに書き込んでいます。

でも保護者の皆様は、長期休み中の家庭学習をどうしようかお悩み中かもしれませんね。

「毎日コンスタントに机に向かってほしい。」「学校の宿題だけでなく、家庭学習の時間も充実させる習慣をつけたい。」

私もそんな思いに日々頭を抱える一人ですが、今はそんな思いと一緒に戦ってくれる心強いパートナーがいます。

将来的に、学校の授業でも導入される日が近いと言われるタブレット学習。この夏、家庭学習の候補として考えてみられてはどうですか?

目次

スマイルゼミって何?

そもそもスマイルゼミってなんですか?って思う方は多くいらっしゃるといます。

スマイルゼミは、今急速に広まっている新しい学習スタイル「オンライン学習サービス」の1つ。

塾と比べて費用や通学時間がない、どこでも勉強が出来るなど多くのメリットがある、現代の学習に特化した勉強方法なんです。

我が家のスマイルゼミとの出会い

我が家の場合「スマイルゼミ」を知ったのは 通販(ニッセンだったか、ベルメゾンだったか・・・)のカタログに開講案内チラシとして入っていたのを見たのが最初でした。

当時はまだ長男が1年生になったかならないかくらいで、ひたすら別会社の紙教材をやらせていた最中でしたし、そもそも開講したばかりでまだ実績もないという印象。

その為、チラシにはさっと目を通した程度でそっと記憶の奥底へ…。「低学年のうちは、しっかり鉛筆を持って、紙に書かせないと。タブレットなんて目にも負担だろうし。」そんな信念が私の心の中にあったのです。

ところが。

小学校の勉強が始まり、宿題が出るようになって、新しくできた友達と遊ぶのにも忙しくなって・・・。

長男は次第に、紙教材をためるようになってきたのです。そんな折に思い出した、スマイルゼミ。早速、HPを見たり資料請求をしたりと、情報を集め始めました。

スマイルゼミの運営会社は?

スマイルゼミの運営会社は、「ジャストシステム」。

日本語入力システムの「ATOK」や、日本語ワープロソフト「一太郎」で有名な会社です。

今でこそ、スペースキーでかな漢字変換をするのは当たり前となっていますが、これを確率したのがジャストシステムです。他にも多くのPCソフトも開発されている、ソフト分野では名のある会社です。

スマイルゼミの開講は2012年と最近ですが、既にスマイルゼミ開講の時点で、小学生向けの学習・授業支援ソフト「ジャストスマイル」という実績を10年以上積み重ねていたようです。

「ジャストスマイル」は 1999年6月の発売以降、先生方と子どもたちの圧倒的なご支持を得て、現在、全国の公立小学校の約8割、17,000校以上で活用いただいています。単に“子どもが使えるソフト”ではなく、現場の先生方と共に開発した教育的な工夫や配慮、子どもへのわかりやすさが好評で、今では「小学校で使う定番ソフト」になりました。

引用元:ジャストシステムの教育への取り組み

現在も進化を続ける「ジャストスマイル」のポリシーとノウハウが、 スマイルゼミ にもしっかり活かされています。

通信学習としては他に有名な会社がありますが、ジャストシステムも十分にタブレット学習分野での実績を持っているとのことで、一定の安心感がありますね。

何はともあれ、スマイルゼミをやってみた!

取り寄せた資料には、保護者用・子供用の2種類が入っていました。子供用カタログを見て、真っ先に「やってみたい!」と名乗りを上げたのは、娘。

開始当時は小1から小2に上がる春休みでした。

当時は彼女も某通信学習の紙教材をやっていたので、春休み限定でダブル受講で様子を見ることに(因みに彼女は我が家の子供たちの中で唯一、教材をためる習性のないコツコツタイプです)。

タブレットがやってきた!

そして、スマイルゼミに申し込んでから我が家にスマイルゼミのタブレットが届きました!

タブレットを通じた学習スタイルは娘や兄の勉強に対する姿勢をどう変えてくれるのでしょうか?

親としては不安と期待が入り交じった何とも言えない気持ちになりましたが、ここからはタブレットが届いてからの一部始終を説明します。

親子でワクワクしたスマイルゼミのタブレット

申し込みから1週間ほどで到着。実はこれが、我が家に来た、文字通り初めての「タブレット」でした。初めて触るタブレットに、娘だけでなく私もドキドキワクワクです。

初期設定も、Wi-fi接続も、説明書に沿って簡単に完了。兄弟も興味津々。娘のタブレット学習が始まりました。

娘のお気に入りポイント

実際に使うのは子どもですので、娘にインタビューしたお気に入りポイントを紹介します。

お気に入りポイント①

自分だけのタブレット。壁紙やマイキャラをカスタマイズできる。

スマイルゼミには「マイキャラ」を作る機能があります。これは、髪形や顔のパーツ、衣装などを自分で選んでカスタマイズできる、アバターの一種。

学習を進めることによってもらえる「スター」を集め、これで限定パーツを購入することができるので、まさに「自分だけ」のマイキャラを作り上げる楽しさがあるようです。

子どもには難しいのかなと思っていたのですが、感覚的に操作できるようで、すぐに慣れて使いこなしているようでした。アクセサリーなどたくさんつけて、今ではジャラジャラキラキラのマイキャラになっています。

お気に入りポイント

カメラがついていて、デコもできる。ゲームアプリが楽しい。

現行のタブレット3は、公式サイトにて「バックカメラ500万画素、フロントカメラ200万画素」と公開されています。写真を撮るだけでなく、デコパーツもたくさん選べて、楽しいようです。

また、学習量に応じて付与される「スター」を集めるとアプリで遊ぶことが可能になります。ゲームアプリは学習に絡んだものも多く、大人がやってもつい夢中になってしまいます。

お気に入りポイント

音読を録音して再生できる。

やっと学習の内容的な意見がでてきて一安心。

学校の宿題でも、よく出される「音読」。スマイルゼミでは自分で音読した声を録音でき、再生する機能がついています。

再生して聞いてみることで、「どういうふうに読んだら聞きやすいか」を自分なりに研究しているようです。もちろん、お手本音声もついています。

お気に入りポイント

すぐに丸付けをしてくれる。

「すぐに丸付けをしてくれるからうれしい。機械は”あとで”って言わない。」娘からこれを聞いて一瞬ドキッとしました。

以前、紙媒体教材をやらせていた頃は、隣でしっかり見守ってやれるとき、「”あとで”見ておくからやっておきなさい!」と言ってしまうとき。

子どもからしてみれば、そのタイミングに戸惑うことも多かったのかもしれません(反省)。

確かに、タブレットは”あとで”って言いません。その場ですぐに丸付けをしてくれ、間違っているときには解説までしてくれます。この”即、答え合わせ”というのは本当にありがたい機能です。

娘にインタビューをして気づいたのは、「娘本人は教材をためないタイプだったが、親の私の方の対処が追い付いていない日も多々あった」ということ。

子どもの自宅学習にはなるべく対処してるつもりだったのですが、娘目線的にはムラがあると感じていたようです。

母親目線のスマイルゼミお気に入りポイント

私自身もスマイルゼミのシステムはいろいろかゆいところに手が届く感じで気に入っています。母親目線でのお気に入りポイントを紹介します。

お気に入りポイント①

学習履歴の管理がしやすい

スマイルゼミを始めるにあたり、保護者は「みまもるネット」「みまもるトーク」というアプリをスマートフォンにダウンロードします。これが、子どもの学習状況を把握する上で何かと便利。

「みまもるトーク」ではまず、子どもが学習を始めたときに、開始連絡が来ます。

そして、学習を完了したときには「国語・算数など4講座を学習しました」というように簡易報告とともに終了連絡が入ります。講座の詳細を確認することも可能です。

学習の全体的な進度や達成度などを知りたい時には「みまもるネット」へ。教科・単元ごとの達成度や理解度など、一目で確認できて便利です。

お気に入りポイント②

「みまもるトーク」で子どもと簡易チャット

Lineのような画面で子どもからメッセージやスタンプ、自分で撮ったデコ写真など、いろいろなものが送られてきます。

仕事中でも、さっと確認してスタンプで返信するくらいならできるので、子どももマメに返信がもらえて嬉しいようです。

子どもが作った「マイキャラ」も表示されますので、それを見るのも楽しみの一つ。

時間のある時は、頑張りに対し、具体的に励ましたり褒めたりもできます。

上手に漢字が書けたときは、手書きの字をそのまま送ってくることもできます。

お気に入りポイント③

タブレットの使用時間上限は、親が設定可能

学習時間、アプリ使用時間(インターネット含む)は、各家庭の方針で、上限を決めることができます。我が家では学習1時間、アプリ30分で上限を決めています。

お気に入りポイント④

動きのある解説、詳細な鑑定

理科の実験や算数の展開図など「画面を触って動かしてみる」ことができるのも、タブレットならではの利点です。

国語の漢字学習ではトメやハネ、ハライなど詳細にわたって鑑定してくれ、正しい筆順も教えてくれるので、子どもも満点を取ろうと必死になっています。

お気に入りポイント⑤

テキストを探す手間がない

紙媒体の頃は、整理整頓好きな娘でも時折テキストを探すという場面がありました。私の方が、丸付けの為に預かっていたテキストを返し忘れていることも。

タブレットなら基本なくさないので、子どもがやろうと思ったときにすぐに始めることができ、やる気を逃しません。また、過去の教材を見直したい時も、過去テキストを発掘する手間なく、履歴からさっと開くことができます。

親がしてあげるのは、「やりたい時にすぐできるように充電をしておいてやる」位です。

お気に入りポイント⑥

紙教材のように山積みにならない

タブレット一台に集約されるので、テキストが山積みになることがありません。

後述する我が家の長男のように、「山積みになった方が”やらなきゃ”って気持ちになる」タイプの子には逆効果かもしれませんが。

お気に入りポイント⑦

低学年でも十分に使いこなせる仕様

小1で始めた次男でも、使い方には数分で慣れました。感覚的に操作できる上、音声での指示がでることもあるので、使い方で戸惑う様子は全くありませんでした。

お気に入りポイント⑧

英語学習が標準でついている

ベーシックコースが標準でついています。

単語はネイティブの発音をくりかえし再生することができ、自分の発音も録音して確かめることができます。

我が家では、小学生のうちはまず単語と、簡単な挨拶文を覚えながら、英語そのものに興味を持ってほしいと思っていますので、現段階ではこのくらいの内容でちょうどよいです。

小学校の英語は2020年以降、「小3以上で必須化、小5以上で教科化(国語算数のように通知表での評価対象になる)」になるということが決まっています。

オプションではなく、標準としてついてくるのは嬉しいですよね。

ちなみに、月額680円でプレミアムコースの受講も可能です。

スマイルゼミのデメリットもいくつかご紹介

私は、スマイルゼミはよく出来た学習ツールだと思っています。

娘に続き、兄(開始当時小4)と弟(開始当時小1)も入会し、現在は小学生3人ともが、スマイルゼミをやっています。

我が家は子どものタイプが一人一人顕著に違うので、スマイルゼミへの取り組み方もそれぞれなのですが、入会から2年半もたつと、デメリットに感じる面もいくつか出てきました。

教材を貯める子は、タブレットでも貯める(涙)!

長男は紙教材を貯めてしまう子でした。それがタブレットを始めて最初の方は、どんどんクリアしてあっという間に1か月分を終わらせるという快挙を成しとげたのです。しかし・・・。

個人差はあるかと思いますが、もともと教材を貯めがちな子は、それがタブレットであろうと貯めるんです。

しかも、前述したとおり、一見すると紙教材のように山積みされている状況でもない。

もちろん私の方も、進度は随時「みまもるネット」で確認し、やるように促すのですが反抗期の彼は聞く耳を持たない…。

こういうタイプの子には、そもそも通信学習が向いていないのかもしれません。

教材の使いまわしはほぼできない、退会するとデータは残らない

タブレット学習は、基本個人用にカスタマイズされています。学習履歴(誤答だった設問など)をもとに、反復問題が構築され、それも利点の一つなのですが、使いまわしということになるとそれがネックとなってしまいます。

更に、退会するとデータは基本残らない。

そのため、もし長男が教材を貯めている状態で退会してしまうと、受講していた期間の未消化の内容まで消えてしまうのです。

紙媒体であれば、まっさらで残っているテキストであれば次の夏休みにまとめて、或いは下の子にまわして・・・ということもできますが、スマイルゼミではそれはほぼできないということになります。

なんだかんだ、画面を見る時間は長くなる

スマイルゼミでは、使用時間の上限を親が設定することができますが、それでも、タブレット導入以前と比較すると、画面を見る時間は格段に増えてしまいました。

操作が楽だからと寝転がってやったり、画面が光って明るいからと暗い部屋でやったり。そういった目に負担になる環境にさせないための工夫・声掛けには気を配る必要ありです。

以上のようにデメリットと感じることがあるのも事実です。

子どもの学習パターンなどにもよりますので、あらかじめ把握され、対策をたてておけば万全ですね。

この夏、全国で体験会が実施されます。近隣で体験会が開催されていなくても大丈夫。全額返金制度がありますので、まずはお試しの気持ちで受講してみられることも可能です。

お子さまとの家庭学習が変わる・・・お子さまだけでなく大人もワクワクする夏になること、間違いなしですよ!

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