[最終更新日]2020.06.18
保護者向け
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覚えておきたい子供の家庭学習の環境作りに大事な6つのこと
どの中学校・高校へ進学するかは自分の子供の将来を決める上で非常に重要な問題になってきますよね。
でも日ごろから全然自宅で勉強する気配がない…そんな時についつい学習態度が気になって「勉強しなさい!」と強く言ってしまいがち。でも、できれば言いたくないし、言ったことが逆効果になることだってあります…親のあなたも学生の時は両親にそんなことを言われてやる気をそがれた経験があるんじゃないでしょうか?
本当は言わずに済む方法があるならそうしたい……ということで、こちらではあなたのお子さんが楽しく・自発的に学習できるようにするポイントをお伝えしようと思います。
勉強マン
子どもの学習環境作りに大事な6つのポイント
オンライン学習サービスを利用する
スマホで無料でゲットできる学習アプリも良いですが、スマホやタブレットでの学習に特化したオンライン学習サービスが今話題なのはご存知でしょうか?
CMでも頻繁に目にするスタディサプリ
が有名ですが、月額1,980円からはじめられてインターネットに繋がったスマートフォンかタブレットがあればいつでもどこでもスキマ時間で勉強することができます。日本屈指の一流講師から動画形式で授業を受けられ、ゲーム感覚で勉強を進められるので、勉強する子ども本人としては勉強自体の敷居がだいぶ低いものに感じられると思います。勉強の習慣化にも一役買うはずなので、コストパフォーマンスは非常に高いと思います。
机に向かって参考書とノートを前に勉強するだけが、家庭学習ではありません!
コミュニケーションの場「リビング」
テスト勉強や受験勉強などで”静かに勉強したい”と思うお子さんでも、「毎日の宿題だけはリビングでする」という習慣をつけると、家族とのコミュニケーションにもなり、いい気分転換になります。
例えば、子どもが何か難しい問題でわからないことがあったとします。この時に「答えを見ればわかるよ」とは言わず、「一緒に考えてみよっか」と一緒に考えてみることはできますし、あなたがとても教えられそうにない問題でも答えを見ながら「惜しいなぁ」「もうちょっとで解けるよ」とアドバイスしてあげることはできます。
あまり構って欲しくないと思うお子さんでも、「その問題ができたら休憩したら?」と気遣うことで、子どもも「ちゃんと見てくれている」と安心して学習に取り組めます。
テストの点数にこだわりすぎない
学習環境というとどこで学習するかに気が向きがちですが、やはり一番は家族のリアクションです。テスト前になると必然的に緊張感が増し、お子さんは「言われなくてもわかってるよ」状態。もちろん、目標として「目指せ平均90点」「一教科でも100点を取る」と掲げることは大事ですが、テストは終わってからが本番です。
点数が低いと「もっと勉強しなかったから」「なんでこんな点数なの!」と追い打ちをかけてしまいがちですが、ここで叱ってしまっては、今までの苦労が水の泡。今以上にやる気を失くすことさえありえます。テストはあくまで現在の状況を把握するためのものに過ぎません。テスト点数が悪ければ悪かったで、しっかりと間違ったところを把握して復習して修正していくことが大事なんです。
なので、テストの点数が悪かったとしても、テスト期間中一生懸命勉強していたのなら、「しっかり復習して次につなげよう!」「ケアレスミスが減らせるといいね」と、なにか次の目標につながる言葉をかけてあげましょう。もし自体が勉強が足りていなかったのなら「今回は十分勉強したと思う?」と、一緒にその問題をどう解決すればいいのか考えることが重要です。
過不足のない学習道具
日ごろの学校での授業に必ず必要なのが筆記用具です。
使わないのにノートや鉛筆がたくさんあっても無駄になりますが、必要なときに必要なものがないとそれはそれで困りものです。最近は、文房具もたくさんの種類があり、機能的なものからおしゃれなものまで幅広いですよね。学習の手助けになるような便利なものや、ちょっとした気分転換になるようなものもあるので、お子さんと文具店に行ってみてはいかがでしょうか。
お子さんによっては買って満足してしまうこともあるかもしれません。そういうときは、いつでも使うシャープペンシルやボールペン、ノートや消しゴムなどがいいでしょう。好奇心旺盛で、特に女の子ならかわいい単語帳や付箋など便利なものもいいかもしれませんね。できるだけ実用的なものの方が、普段のやる気アップにつながります。
自室は片付いているか
リビングで学習する場合でも、教科書やノート、問題集などは自室の本棚にありますよね。その本棚がごちゃごちゃしていたら、必要な時に取り出せずストレスの素になってしまいますし、その時間が無駄になります。息子3人を東京大学に合格させたことで有名な「佐藤ママ」も、”物を探す”という行為は無駄しか生まないので、学習教材の整理整頓を徹底していたそうです。
ただ、お子さんの私物なので、お子さん自身で片づける必要があります。片付けるのもお子さん自身のマイルールがあるでしょう。教科ごとに仕切ることができるファイルボックスや、プリントを収納するクリアファイルなどが便利です。こういった整頓グッズは100円均一で複数同じものを用意するか、無印良品で買っても良いかもしれませんね。
学習科目が少ない低学年のうちから学習スペースのルールを作っておくといいでしょう。出したものを元の場所に戻すことからはじめ、勉強机の引き出しのどこになにが入っているか一目でわかるといいですね。
習慣化することで学習が「当たり前」にする
朝、顔を洗って歯を磨くように「家に帰ったらまず宿題をする」、「ご飯を食べたら復習をする」、「テストが近づいたらテスト範囲を確認する」など習慣化しておくということが一番重要です。歯を磨かないと気持ち悪いと感じるのと同じように、”宿題をしないとスッキリしない”と感じられればもう習慣化されています。
必要最低限「宿題だけはする」など家族でルール化しておくのもいいでしょう。部活・クラブ活動などで疲れていても「とにかく宿題はする」と習慣づけておくと、「宿題しなさい」と言わなくてもいいですよね。
はじめのうちは習慣づけるのがかなり難しいかもしれませんが、「ちゃんと宿題やってるね」「今日の授業どんなだった?」と会話もできますし、お子さんを褒めるチャンスもできコミュニケーションだって増えていきます。
「宿題してるだけで褒めるの?」と思われるかもしれませんが、「当たり前」にできるようになるまでは、些細なことでも褒めましょう。もちろん、継続的に習慣になっても「今日もがんばってるね」と褒めてあげましょうね。褒められて嬉しくない人なんていないんですから!
まとめ
学習環境づくりには、「コミュニケーションを密にとること」「習慣化すること」がポイントになります。日頃から学習することを習慣化すれば、テスト前や受験前に慌てることもありません。お子さんの学力アップにもつながりますので、すぐに結果を求めず根気よく応援してあげてくださいね。
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