渋谷区立の全小中学校で採用されたスタディサプリについてまとめてみた

渋谷区立の全小中学校で採用されたスタディサプリについてまとめてみた

あの大人気オンライン学習サービス「スタディサプリ」が、何と渋谷区立の全小中学校で採用される事になりました!

小学校や中学校では教師がそれぞれ授業を行うというのが通常ですが、なぜオンライン学習サービスによる学習方法に舵を切ったのでしょうか。

今回は、渋谷区が「スタディサプリ」を正式採用した理由とその背景を説明します!


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目次

スタディサプリって何?

そもそも「スタディサプリ」という名前自体初めて聞いた方も多いのではないでしょうか。

スタディサプリは、通常の通信教育とは異なりタブレット端末(スマートフォンでも可能)を使用したインターネット(オンライン)学習サービスです。

インターネット(オンライン)学習サービスは、主に言葉の通りインターネットを通じて学習を行うサービスを指します。

今まで書籍として存在していた参考書等はすべてデータ化され、利用者はインターネット上でそれを基に学習します。全てがシステム化されていますので、利用者の学習状況をデータとして瞬時に数値化する事が可能となっています。

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[voice icon=”https://jyukenapps.com/wp-content/uploads/2016/02/benkyoman-150×150.png” name=”勉強マン” type=”l”]つまり、学習者が苦手とする科目や間違えた問題などを今までは学習者側が把握しながら学習していましたが、インターネット(オンライン)学習サービスでは、サービス側で苦手科目や問題を把握してくれます。[/voice]

「スタディサプリ」は株式会社リクルートマーケティングパートナーズが運営を行っていますが、もともとリクルートがこのサービスを開始した理由は「教育格差をなくす」所からスタートしました。

・世帯の年間収入別の「補助学習費」は,世帯の年間収入が増加すると,概ね増加する傾向が見られる。
・公立学校においては中学校段階での支出額が高く,私立学校においては小学校段階での支出額が高くなる傾向が見られる
【文部科学省】平成22年度「子供の学習費調査」の結果について(図7-1・図8

そんな、保護者の収入による教育格差や住居による教育格差の問題を解決すべく動いたのリクルート社でした。

現在の大学進学率はおよそ50%ですが世帯収入別に見ると、1000万円超の家庭では62.4%に対して、所得400万円以下の家庭では31.4%。進学率に経済的な問題が関連していることが推測できます。また都市部と比べて地方では4年制大学を選択する率が低いうえ、塾や予備校に遠くて通えないなど、地理的な条件によっても学びの場が限られている現実があります。こうした「教育格差」によって、将来展望も描けないまま社会に出る若者たちが増えている状況を変えていく仕組みが求められています。

<中略>

私たちは、高校生の学校の外にある所得・地域による教育環境格差の解消に挑戦をしてまいりました。

<中略>

『受験サプリ』(※注 現在はスタディサプリ高校講座・大学受験講座にサービス名が変更されています)は、すべての受験生にわかりやすい講義を動画で提供する高校生向けのオンライン教育サービスです。子どもたちへも最高の学びを届けたいという思いから2015年3月より『勉強サプリ』(※注 現在はスタディサプリ小・中学校講座にサービス名が変更されています)をスタート。21世紀の教育系サービスの底上げを担っていきます。
教育格差をなくし、すべての人に学ぶ自由を提供するために

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[voice icon=”https://jyukenapps.com/wp-content/uploads/2016/02/benkyoman-150×150.png” name=”勉強マン” type=”l”]カリスマ講師と呼ばれる、教え方が上手な先生のほとんどは大手予備校や塾の講師となり、全ての学習を必要とする児童が授業を受けれる訳ではありません。それが、インターネット(オンライン)学習サービスとなれば希望するすべての児童が高い教育を受けられるようになり「教育格差」が生まれにくい環境を作る事が可能となります。[/voice]

何故、渋谷区立の全小中学校で採用されたの?

サービスとしては、1企業が提供するインターネット(オンライン)学習サービスだった「スタディサプリ」。

それが、なぜ渋谷区全域の小学校・中学校で採用されたのでしょうか?実は、国が推し進める政策が絡んでいました。

しかもそれは、急に決定した訳ではなく以前から検証が行われていたと言います。その内容をもう少し詳しく調べてみました。

渋谷区教育情報化(ICT教育)システムとしての検証が続けられていた。

文部科学省が、小学校、中学校、中等教育学校、高等学校、特別支援学校の各学校が各教科で教える内容を、学校教育法施行規則の規定を根拠に定めた学習指導要領に以下のように記載があります。

教師がコンピュータや情報通信ネットワークなどの「これらの情報手段に加え視聴覚教材や教育機器などの教材・教具の適切な活用を図ること」。
これらの教材・教具を有効、適切に活用するためには、教師はそれぞれの情報手段の操作に習熟するだけでなく、それぞれの情報手段の特性を理解し、指導の効果を高める方法について絶えず研究することが求められる。
引用元:【文部科学省】第5章 初等中等教育における学習指導でのICT活用

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そのような中で、渋谷区教育委員会とNTTドコモ、リクルートマーケティングパートナーズによって学習指導におけるICT活用試験が行われていました。

同社とNTTドコモと渋谷区教育委員会は、2016年5月から、渋谷区立代々木山谷小学校の5年生を対象に、タブレット端末を活用した「新たな学び」共同実証を実施。ここでは、家庭学習や朝学習に「スタディサプリ」を使い、学習意欲と学力の向上について調査した。
また、同社単独の実証実験として、2016年11月から、渋谷区立鉢山中学校の2年生に対して、到達度テストを実施。学び直し教材として「スタディサプリ」を活用した。
引用元:【ICT教育ニュース】「スタディサプリ」で学力上位層の割合、平均点が向上、渋谷区が実験

[voice icon=”https://jyukenapps.com/wp-content/uploads/2016/02/benkyoman-150×150.png” name=”勉強マン” type=”l”]いきなり渋谷区全域への「スタディサプリ」導入が決まった訳ではなかったのですね。まずは小規模でテスト運用を行っていたとは知りませんでした。では、その結果はどのようなものだったのでしょうか。[/voice]

検証段階で既に平均点が上がる成果が


引用元:【スタディサプリ】スタディサプリを活用した東京都渋谷区立小・中学校でのアダプティブラーニング実証実験結果のご報告

試験運用のモデルとなった代々木山谷小学校では、「スタディサプリ」導入後は、学力上位層の比率が計39%向上したとのデータが!

またスタディサプリを実際に利用した生徒へのアンケートでは、実に半数以上が「勉強が楽しくなった」、「勉強にやる気が出た」と回答。

[voice icon=”https://jyukenapps.com/wp-content/uploads/2016/02/benkyoman-150×150.png” name=”勉強マン” type=”l”]「好きこそものの上手なれ」と言いますよね。楽しく学習して成績も上がれば、今までの「勉強」が違った形に見えるかもしれません。[/voice]


引用元:【スタディサプリ】スタディサプリを活用した東京都渋谷区立小・中学校でのアダプティブラーニング実証実験結果のご報告
また、到達度テストの平均点が実証前後で平均20点向上し、学力向上とスタディサプリのドリル利用量において、特に学力下位層での相関性が見られたといった結果も。

このような大きな成果が今回の渋谷区全域への導入へと繋がったと言えますね。

大学受験生の2人に1人が受講するほど人気

小中学生だけではありません。
今や42万人、大学受験生の2人に1人が受講するまで人気サービスとなったオンラン学習サービス「スタディサプリ」。


しかもスマートフォンやタブレット、PCでの受講が可能!いつでもどこでもちょっとした時間に学習が出来ます。

学習(勉強)に使う事が出来る時間は限られていますので、要点を集中して実施するかが学習の成否を分ける事になります。
スタディサプリは1コマ15分の授業と連動した確認問題で毎日のすきま時間に効率良く予習・復習ができます

[voice icon=”https://jyukenapps.com/wp-content/uploads/2016/02/benkyoman-150×150.png” name=”勉強マン” type=”l”]効率的に学習する必要があるからこそ、1コマ15分と集中力が持続する時間内で学習できるスタディサプリは勉強にアレルギーがある子供に対しても無理のない学習が可能です。[/voice]

分かりやすい授業が「神授業」と比喩される

スマートフォンで授業を受けられるから人気がある訳ではありません、スタディサプリの人気の秘密は「神授業」と格安料金です。

「神授業」とは、いわゆるカリスマ講師と呼ばれる講師の授業の事

大手予備校や進学塾でしか受けれない高い合格率を導き出すカリスマ講師の授業を月額1,980円で何度でも受講出来るのがスタディサプリの人気の秘訣です。
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教育格差を埋める低料金!





[voice icon=”https://jyukenapps.com/wp-content/uploads/2016/02/benkyoman-150×150.png” name=”勉強マン” type=”l”]1,980円で国語・数学・現代文・古文・漢文・小論文・化学・物理・生物・日本史・世界史・地理…と豊富な教科が受けられる!しかも、中学生の復習や大学受験勉強も料金に含まれています。これは安い![/voice]

保護者のスタディサプリに対する評判も◎

また、保護者からのの評判が高いのも、スタディサプリの人気の一つ。
その理由は、実際に前向きに学習しているか分からない塾とは異なり、お子様の学習状況を随時把握する事が出来るからです。

ここまで読んで頂いてスタディサプリをやってみたい!と思った方、ちょっと待ってください!

実は通常のスタディサプリは無料体験期間が設けられていて、その長さは14日間となっています!
そんな、一流のカリスマ講師が勢ぞろいし、費用も安いスタディサプリが今なら無料で体験が出来るキャンペーンを実施しています!詳しくは下記に記載した公式サイトで確認してください。

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まとめ

渋谷区が渋谷区内全域の小中学校で「スタディサプリ」を導入した理由について、少しは伝わったでしょうか。

急速なIT技術の流れで教育環境も大きく変わろうとしています。様々な問題をIT技術で解決する…素晴らしい事ですね!

この大きな教育の変化を是非、あなたのお子様にも経験させてみてはいかがでしょうか。

きっとお子様の変化に驚くはずですよ!

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