”暗記”は日頃の学習や受験勉強において、最も基礎となる事柄です。
英語の英単語をどのくらい覚えているかによって、長文読解の難易度はグッと下がりますし、根本的なところでは、国語の漢字や数学の数式も基本的には覚えていないと問題を解くことができませんよね。
特に社会(日本史・世界史・地理・現代社会)や理科(地学・化学・生物)においてはほとんどが暗記がメインの科目ではないでしょうか。
日頃の学習の基本ベースは”暗記”であるということは言うまでもなく、早い段階から効率の良い暗記方法を身に着けることによって、その後の学生生活において天と地程の差が出ると言えます!
こちらの記事では、効率よく暗記を行うための正しい方法をご紹介しておりますので、学生の方やお子様を持つ親には必見です!
効率の良い5つの暗記方法
①:友達に勉強を教えて覚える
正直、友人に勉強を教えるのは面倒に感じますよね?「そんなことに付き合ってられない!」とは誰でも思うでしょう。
しかし、あなどるなかれ。
暗記をすることは”インプット”、逆に覚えたことを表に出すことを”アウトプット”と言います。
なぜ、友達に教える=アウトプットが大事なのかというと、教えようとした場合、まずは教える内容に関して自分の頭の中で整理しなけれればなりません。
もしかしたら、自分で教える内容を勉強し直す必要が出てくるかもしれません。
この”整理”することが記憶の定着には重要なのです。しかも、同時に”復習”も出来てしまい、一石二鳥です!
更に良いことがあり、単に問題や単語を覚えるという行為はこの先何度も繰り返すことになるので、脳内からすぐに引っ張り出せない状態になります。(同じようなことが多すぎて)
しかし、「〇〇さんの家で教えた」といった記憶があれば、「あの時教えた問題だ!」というようにちょっとしたプラスアルファの要素があるだけで、脳から記憶を引っ張り出しやすくなるのです。
②:しっかり自分の「声に出して」読む
暗記と言えば、通学時間やちょっとしたスキマ時間に単語帳や参考書片手にもくもくとやるイメージがありますよね。もちろんこれは大事なことです。しかし、効率が良いのは覚えたいことを”声にだして”読むことです。普段単語帳や参考書を暗記している時は、”視覚”と”脳”しか使っていませんが、声を出すことによってそこに”聴覚”が加わります。人間というのは、五感を使うことによって、物事をさらに記憶しやすくなる生物です。
外出先や学校だとさすがに声に出して読むのは恥ずかしいですが、自宅なら問題ないはず!自宅では暗記したいことは声に出して覚えるようにしましょう!
③:短時間で繰り返すことが重要
人間の記憶というのは時間の経過と共に忘れられていきます。ドイツの心理学者”ヘルマン・エビングハウス”がある実験を行い、人間の記憶力について
ある結論を導き出しました。
この実験結果からもわかる通り、人間の記憶は20分後には42%も忘れていることになります。
もちろん個人差はあると思うので一概には言えませんが、勉強はいかに”復習”が大事であるか物語っています。
もし、あなたが参考書を1ページ、1ページしっかり覚えてから次にいく勉強するスタイルならすぐにやめましょう。
流し読みとまではいきませんが、サクサク読み進み1冊読み切ったら、またはじめから何度も同じ参考書を繰り返しましょう。
エビングハウスの忘却曲線でもわかるように人間はすぐに忘れてしまいますが、復習することによって記憶が定着していくのです。
④:勉強したらしっかり寝る
受験勉強をしている最中は寝る時間を惜しみ勉強します。でもこれは逆効果なんです。科学的にも証明されており、脳は寝ている間に記憶の整理を行っているので、睡眠をおろそかにするとせっかく暗記したことを脳が記憶することができず、すぐに失われてしまいます。
まぁつべこべ言わずに6~7時間は最低寝るようにしてください!それで間違いありません。
⑤:記憶力が高まる栄養素を摂取する
正直、食べ盛りの頃というのは特に栄養を気にしないものですが、ちょっと意識をするだけで日頃の食習慣から”受験勉強対策”を行えます。
というのも、記憶力を高めるのに良いとされているDHA、グルタミンなどの栄養素があります。
DHAはイワシ、グルタミンはチーズ・小麦・大豆・肉・魚・卵・アーモンド・レバー・豚肉・ホタテ・トマトなどを食べることに摂取できます。
より詳細な食べ物については勉強の手助けに!記憶力を高める栄養素をご紹介!という記事でご紹介しています。
これらの栄養素はサプリメントでも摂取可能で、サプリメントであれば普通の食事に別途飲むだけで、これらの栄養素を摂取できます。
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まとめ
今回ご紹介した5つの方法のいくつかは当たり前と言えば当たり前のことでしたが、しっかりと実践できている人は中々いないと思います。
早いうちから身に付けられれば周りと差をつけることが可能ですので、こちらの記事を見ている学生の方であれば即実践!お子様を持つ親の方はすぐに相談してください!