基本的に勉強は自宅や図書館・自習室でやるのが最も効率が良いと言われています。
ただ、自宅だとテレビやベッドといった誘惑がたくさんあったり、図書館や自習室は静かすぎて、図書館や自習室は静かすぎて嫌だという方もいます。
そんな時、たまには違った環境で勉強してみることをオススメします!
ではどんな場所か?それは”カフェ”や”ファミレス”での学習です。
今回は喫茶店やカフェで勉強するメリットについてご紹介しようと思います。
たまにはいつもと違った環境で勉強する
受験ムードが漂う学校の”教室や自習室”は何か張りつめた空気感で、あれが嫌な人も多いのではないでしょうか?
また、公立の学校では夏場にエアコンが付いていない教室もまだまだありますので、蒸し暑く勉強どころではありません。
では”自宅”ではどうでしょう?エアコンもあり、誰もいなくて一人でも集中できるはずです。
しかし、自宅では様々な”誘惑”が待ち受けていますね。
テレビだったり、いつでもお昼寝できるソファーやベッド、ゲームだってそうですね。
一方で、ある程度環境の整った”図書館”だとどうなるかというと、まず図書館まで行くのに時間がかかります。
たまたま帰り道の途中にある人は問題ありませんが、わざわざ図書館まで行く労力を考えるとそこまでオススメはしません。(自宅から近かったりアクセスが良いところにある方にはオススメ。無料ですし)
じゃあ一体どこで勉強するのがオススメなのかというと、お近くの”カフェや喫茶店”で勉強することです。
勉強をカフェ・ファミレスですることのメリット
自分のお金でその”空間”を買うことになる
カフェ・ファミレスは飲み物を買って休憩するような場所ですが、そこには飲み物代の他にも”場所代”がかかっているのはご存知でしたでしょうか?
その場所をお金を払って貸してもらっているのです。
これは人によって感じ取り方は変わってしまいますが、「せっかくお金を払ったんだからちゃんと勉強しよう!」と思う人は思うはずです。
そんな些細な気持ちでも勉強に打ち込めるのであれば願ったりですよね。
誘惑はないし、飲食もできる
自宅と違い、勉強道具しかもってきていないのであれば、あなたを誘惑するものはありません。
今は時代にはスマホという素晴らしい端末がありますが、スタディサプリやサブスタなどのオンライン学習・インターネット塾を利用する場合は、他の関係ないアプリやブラウザを開かないようにしましょう。
また、図書館と違い飲食可能なので、気兼ねなく飲み食いすることもメリットの1つです。
他人の目や適度な雑音
これも人によっては違う結果になりかねないことですが「カフェやファミレスなどで、他人の目があると集中できる」ということは実際あります。
なぜかというと、”見物効果(観客効果)”が働いているからです。
良くも悪くも働くので、これは人によりけりです。
また、適度な雑音の中の方が無音状態よりも勉強やタスクを捗らせる効果があるようです。
<見物効果(観客効果)とは?>
社会心理学用語。人が仕事や作業としてなんらかの行動をしているとき、それを他人が見ていることによって、その行動の量や速度、質などが影響される事実をいう。
引用元:コトバンク
<適度なノイズの効果>
静かな環境(50デシベル)に比べて、適度なアンビエントノイズがある環境(70デシベル)のほうが創造性が高まります。逆にノイズレベルが高すぎる(80デジベル)と、創造性は低下します。科学者によると、適度な環境ノイズが想像力を働かせる助けになるそうです。
引用元:The Atlantic
勉強をカフェ・ファミレスですることのデメリット
そもそもコストがかかってしまう
メリットである、”自分のお金でその”空間”を買うことになる”と相反してしまうことになりますが、カフェや喫茶店は決して安いお店ばかりとは限りません。
勉強するのに毎回お金をおけていたら、長い目で見ると結構な額になってしまい両親に負担をかけてしまうかもしれません。
長時間の勉強はしずらい
基本的にお金をしっかり払っているので、勉強を始めたからといってすぐに言われるわけではありませんが、あまりに長時間にも及ぶ勉強をした場合には店員の方から注意される可能性があります。
他のお客さんがいるので長時間いることをよく思わないお店もあるからです。カフェ・ファミレスでは長くても2〜3時間以内で収めるのが良いかもしれません。
環境が安定しない
メリットで、適度な雑音が効果的ということを紹介しましたが、カフェや喫茶店では不特定多数のお客さんがいるので、「ある日は静かな環境で勉強できたけど、はずれの日には周りがうるさい人しかいなくて全然集中できない」なんてことがあるかもしれません。
まとめ
カフェや喫茶店で勉強するのは基本的に合うか合わないの個人差はあります。自分の集中できる場所が一番なので、そこを早めに発見できるといいですね。
カフェで勉強に集中できるという人もデメリットは存在するわけなので、記事の冒頭でも言っている通り、”たまに”場所を変えて勉強するようにしてください。